2025年1月、日銀は24日まで開いた金融政策決定会合で政策金利を0.5%程度に引き上げる追加の利上げを決定しましたね(; ・`д・´)今まではそれがいいことなのか悪いことなのか分かりませんでしたが、私のような貧乏な庶民にとって、一番気になるのは住宅ローンですかね(ノД`)・゜・。利上げによって自分の生活がどうなるのか、なるべく分かりやすくまとめてみました(‘ω’)今の生活を維持するorちょっと良く出来るように、自分で出来る対策は必要です(; ・`д・´)
1. そもそも「利上げ」ってなに?
「利上げ(りあげ)」とは、お金を借りるときの金利(きんり)を上げることです。金利が上がると、お金を借りにくくなります。
たとえば、銀行でお金を借りるとき、今までは100万円借りたら1年後に101万円返せばよかったのに、利上げすると102万円返さないといけないようになる感じです。
2. なぜ今、利上げするの?
いくつか理由がありますが、わかりやすく説明すると…
物の値段がどんどん上がっているから!
最近、おにぎりやジュースの値段が上がっているのを知っていますか?これは「インフレ」といって、お金の価値が下がることで物の値段が上がる現象です。
インフレが続くと、みんなのお給料が上がらないのに物価だけがどんどん上がってしまい、生活が苦しくなります。
そこで、日銀は「お金を借りにくくして、みんながあまりお金を使いすぎないようにしよう!」と考えて、利上げを検討しているのです。
3. 利上げすると何が変わるの?
もし日銀が利上げをすると…
・お金を借りにくくなる → 企業が新しい工場を作るのを控える
・ローンの金利が上がる → 家や車を買う人が減る
・みんなが少しずつ節約する → 物価の上がり方が落ち着く
こうして、物の値段が急に上がるのを防ぎ、生活を安定させることができるのです。
4. じゃあ、なぜ今まで利上げしなかったの?
実は、日本ではずっと「デフレ」(物の値段が下がる状態)が続いていたので、日銀は「利上げ」ではなく「利下げ」をして、お金を借りやすくしていました。
でも、最近は物価が上がりすぎてしまったので、日銀も「そろそろ利上げしないとマズイかも」と考えているのです。
5.日銀が利上げするメリットとデメリット
メリット | デメリット |
・物価の上昇を抑えられる | ・ローンの支払いが増える |
・銀行の預金の利息が増える | ・企業の投資が減り、景気が悪くなるかも |
・円高で輸入品が安くなる | ・円高になりすぎると輸出企業にマイナス |
つまり、物価を抑えるために必要なことだけど、景気やローンを抱える人にとっては影響がある、ということですね(ノД`)・゜・。
6.自分で出来る対策
- 住宅ローンを組んでいる人は、固定金利と変動金利の違いを理解し、金利の上昇に備える。
- 借り換えを検討して、より低金利のプランに変更できないか確認する。※手数料などがあるので注意!
- 余裕があるうちに繰り上げ返済をして、元本を減らしておく。
- 電気・ガス代の節約(契約プランの見直し、節電対策)
- 買い物の工夫(まとめ買い、安い店舗の利用、ふるさと納税の活用)
- サブスクや不要な支出の見直し(使っていないサービスの解約)
- 今後、銀行の預金金利が上がる可能性があるため、高金利の銀行を活用する。
- 定期預金の金利が上がるなら、少しずつ預けることで安全な資産運用ができる。
- 副業やスキルアップで収入を増やす。
- 資産形成のために新NISAやiDeCoを検討する(ただし、リスクを理解したうえで行う)。
- 物価上昇に対応できるように、収入源を増やすことも大切。
- 低金利時代は投資が有利だったが、利上げにより銀行預金の魅力も増す可能性がある。
- 分散投資(株式・債券・外貨預金など)を考え、リスクを抑えながら資産を増やす。
- 円高になれば、海外旅行や海外資産の購入もお得になる可能性がある。
- クレジットカードの分割払いやリボ払いはできるだけ避ける。
- 車のローンやカードローンも必要最低限に抑える。
- 借入がある場合は、金利が上がる前にできるだけ返済する。
7.結論
日銀の利上げには、物価上昇を抑えるというメリットがある一方で、住宅ローンの金利上昇や景気の悪化といったデメリットもあります。そのため、家計の見直しや収入アップの対策を取ることが重要です(; ・`д・´)